先日、遂にOculus Questという、VR(仮想空間)の世界で有名な機材を購入しました。1年以上前の初代Oculus Quest時代から買おうと思っていて、やっと買うタイミングに至ったという次第です。
個人的には、iPhone3GSを始めて触ったような、まだ熟してはいないが、非常に可能性を感じるデバイス、のように思いました。
特に、昨今、オンラインライブが多いですが、ライブ配信で可能性があると感じています。
まず、定番のBeatSaberといったVR空間上でソードを振る音ゲー、そして、VR空間上で野球・テニス・ボーリングが出来るスポーツスクランブルを購入して遊んでみました。
早いもので、2週間経ちましたが、スポーツスクランブルでのテニスは、毎日やらないと落ち着かないといった感じで、習慣に取り込まれています。テニスが好きで、可能なら毎日したいと思っていたのですが、もちろん、リアルのテニスには敵いませんが、平日にコートまで行く手間や時間、そして費用を考えると、十分にペイできる、といった感想です。
もしこのVR体験が日常になれば、リハビリという概念は無くなるのでは、と、そのように確信しています。中長期的視野でみれば、明らかに世の中はVRを活用する方向にいくでしょう。
いろんなメリットはありますが、一番実用的なのは、VRの画面で100インチに近い大きな画面を再現でき、家にテレビを置くスペースが不要になったことです。家族の住まいだと、そうはいかないと思いますが、少なくとも単身の方であれば、テレビは不要、もうそう言ってしまって問題ないです。
例えば、ライブ公演を聞くにあたって、当然、まだまだリアルのライブと比較すると、至らない点が多いなあ、とは思いますが、ほぼ最前列で観れているのは明らかにメリットですし、ライブDVDとは異なり、収録もオンラインが前提に撮影されているので、見やすくて臨場感があります。
あと、ポイントは、ヘッドホンを高級で高音質なものに繋げることです。VRの肝は、ディスプレイの解像度もありますが、音質も体験に非常に影響させるため、私はBOSEの有線ヘッドホンを繋げて、ライブに参加しています。
まるで、自宅に映画館が現れた、そう思わせるには十分なものです。
やはりライブを見ていると、リアルのライブ経験が長い大御所、要するにデビューしてから長年やっているアーティストの方が、観客がいないライブであってもパフォーマンスが落ちないように感じていますが、一方で、オンラインの良さは、普段なかなか見に行けないアーティストを(例えば、ジャニーズをリアルで観に行くのは恥ずかしいが、ネットなら気兼ねなく視聴できる)、ネットを通じて見てみようという、拡販の拡販できる余地は十分にあるので裾野が広がると言う可能性はあると思っています
楽天モバイルの楽天回線を利用して視聴しているのですが、楽天は残念ながらまだ通信回線が貧弱で、たまに遅延が発生するのため、これは5Gがもっと普及してくると、映像体験が変わり、もっとリアルに近い感覚でライブが見れるんじゃないかと思っています。
今はFacebook傘下のOculusの端末を使っていますが、本命はやはり、Appleでしょう。世界中で唯一、Appleだけが、大量生産でロットを捌くことができ、今のOculusQuestがスタンドアローン端末で、PCを必要としないのですが、Appleであれば、iPhoneとのシームレスな連携も可能となり、上手く普及できる気がしています。
既にAppleは、AirPods Proで立体感のある音響技術(空間オーディオ)に取り掛かっており、これも彼らがVR体験を見越し、音質や音響がキーポイントになると分かり切っているための先行投資なのでしょう。
何年後になるかは分かりませんが、近い将来、VRが当たり前になる世界は来ると思うので、今後、この界隈を継続してトラッキングしていきたいと思っています。
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