マネーフォワードの機能で、幾つか困っていることの1つに、日本最大のQRコード決済である「PayPay」が非対応である、という項目があります。（2020年11月現在）
クレジットカード、もしくは銀行口座からPayPayへの入金は「電子マネー」と記帳がされるのですが、PayPay内部の決済情報は、まだマネーフォワードとのAPI連携が完了していないために、マネーフォワードでは確認できません。API連携とは、ソフトウェア同士が情報をやり取りする仕組みのことです。それが無いと、スムーズに決済データを送りあうことが出来ません。
PayPayでの決済がどういう中身かは、都度、PayPayアプリ内で確認する必要があります。
2018年頃は、各社のPayサービスが乱立しましたが、結局2年経過し、生き残ったのは、PayPay1社と言っても過言ではないと思います。さすがのソフトバンクの営業力と、経済産業省のキャッシュレスキャンペーンの恩恵もあり、余裕のシェアナンバーワンです。LINEPayは、PayPayとの経営統合で今後どのようになるのか不透明ですし、楽天Payはもともと楽天Edyという非接触決済を持っていたので、本腰では無かったように思えます。
携帯電話を利用したキャッシュレス支払いとしては、やはりとても処理が早いSuicaの人気が高く（個人的には、Suicaは費目が「物販」とざっくりしているのであまり好きではありません）、次に素早く楽天ポイントも貯まるEdy、そしてどうしてもPayPayしか使えない時に、PayPayといった棲み分けでしょうか。
周りから確実にモノが無くなっており、身軽な生活に近づいているのですが、そうなってくるとウェブ上の連携が気になってくるのも、興味深いなあ、と感じています。
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