楽天モバイルは、3/3(火)に発表会をしましたが、iPhoneに関しては言及がなく、公式には、まだiPhoneは楽天の推奨端末ではない、ということになっています。
しかし、3/5(木)にAndroidの「my 楽天モバイル」アプリが更新されました。このアプリでは、eSIMが発行可能になっています。eSIMを使えば、対応機種で楽天モバイルが使えたという報告があったので、記事にまとめたいと思います。
3/5時点、無料サポータープログラムの参加者に限定されますが、Androidの「my 楽天モバイル」を開いて、「契約プラン→各種手続き→SIMカード交換→SIMタイプ変更する→eSIM選ぶ」の順で推移すると、eSIMへの交換が可能になるページが出てきます。
eSIMということで、わざわざ店舗に行かなくても、eSIM用のQRコードが発行され、それをiPhoneのカメラで読み取れば、副回線として設定が完了します。
なお、私は、物理SIMをiPhoneに挿して運用しているので、今回のeSIMは一旦見送っています。また、eSIMから物理SIMに戻すときには有料(3,000円(税別))となることも大きいです。
現状の、eSIM・物理SIMのiPhone対応状況は、次の通りとなります。
eSIM対応iPhone
eSIMが搭載されたiPhoneは、2018年9月に発売されたもの以降が対象です。中国や香港で発売されたiPhone以外は、eSIMが内臓されているかと思います。
- iPhone XR
- iPhone XS、XS Max
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro、11 Pro Max
であれば、対応可能となっています。
物理2枚SIM対応iPhone(香港版)
こちらも、2018年9月発売以降のiPhone(上記表と同じ)であれば、接続できています。データ通信・VoLTEともに使用が可能です。
まとめ
私は、iPhone XS Max香港版での動作検証は出来ました。楽天から届いたSIMを、そのまますぐにiPhoneに入れたのですが、アンテナピクトが立たず、そこでAPN設定をしたところ、無事に開通ができました。都内23区の電波がいい環境で使ったのが幸いしたのか、VoLTEも対応しており、とても満足して使えています。
今回、eSIMでの動作が確認できたため、1年間無料の楽天SIMの使い勝手が大きく向上したのは間違いないです。
ただ、iPhoneからは、契約情報を見れない仕様になっているので、当面はAndroidも必要不可欠な状態になるかと思われます。また、楽天Linkがインストールできないので(3/5現在)、無料通話の対象から外れてしまう点が問題です。
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