楽天モバイルは問題だらけ

当ブログで何度か発信をしている「楽天モバイル」ですが、

楽天スマホ、また問題 認証番号を誤表記
楽天は26日、独自に開発したスマートフォンで、電波法の技術基準に適合していることを示す認証番号を誤って表記していたと発表した。対象台数は数万台に上り、利用者はソフトウエアの更新が必要になる。周波数の無断変更に続く問題発覚で、携帯事業の信頼が失われる可能性がある。楽天が販売する小型スマホ「楽天ミニ」は、対応周波数が異なる...

また、6/27(土)付の日経新聞朝刊によると、色々と問題が噴出しているようです。

どうやら、自社の旗艦スマホである「楽天ミニ」という小型スマホで、周波数の無断変更に続き、認証番号の付け間違えがあり、ソフトウェアアップデートが必要になった、という点です。

この楽天ミニは、1円キャンペーンをするなど、加入者増に向けて、鍵となる端末だと言われています。

楽天の祖業は、言うまでもなく、楽天市場というネット通販サービスです。そして、MVNOとはいえど、楽天モバイルを運営してきた実績も多いので、契約、端末の管理や配送といった点では一定の運営ノウハウがあると考えられます。

この朝刊には、管理体制の不備、と書かれていますが、ロジスティクスといった点においては、問題がないように思えるので、どちらかと言えば、第4の携帯キャリア事業である、MNO事業において、自社開発の携帯端末や総務省ルールに対する十分な理解が出来る人材が乏しいという事情が、大きな問題のようです。こんなことは分かり切っているので、人材獲得を通じて、何かしら策を打ってくるでしょう。

こういった記事が増えると、保守的な消費者への印象は悪くなるかもしれませんが、正直言えば、そもそも楽天グループに好印象な消費者の割合はそこまで多くないと感じています。むしろ、開始初期の今のうちに、きちんと総務省の行政指導が行われ、真っ当な携帯事業会社として、進んでもらえば、長期的には信頼を勝ち取ることが出来るのではないでしょうか。

記事には、

楽天は今春、本格的に携帯電話サービスを始め、2023年12月期に携帯電話事業の損益分岐点の目安となる700万規模の契約を目指しているとみられる。

日本経済新聞6/27付 朝刊

という記載がありますが、私は、この700万という数字は十分に達成できるのではないかと楽観視しています。独自のポイント経済圏を作り上げ、初回1年間は無料、税抜2,980円という強気の料金設定は、消費者の収入が上がりづらいこのご時世に合致した的確なキャンペーンだと思います。

楽天モバイルとして、携帯事業で売り上げが立たない、先行投資が続く、という事態は当面続きますが、来年以降も、例えば、楽天市場で使えるポイントを2,980円分付与するなど、三木谷氏が言う「スマホは水と同じ」という、生きる上で不可欠なもの、レベルでサービスを提供してくれそうですし、これからも期待したいです。

確かに、サポートセンターが悪い、端末が届かないといった声を、ネット上で目にすることも多いです。契約するには不安な点も多いと感じています。ただ、少なくとも私は、無料サポーター時代から、そういった経験は無いですし、携帯サービスを無料で使えていることに、有難く感じています。

事実、楽天が参入してから、Y!モバイル、UQモバイルは、楽天のプランに対抗して、サービスを変更してきました。ソフトバンク、auといったメインブランドには影響は及ぼせていませんが、サブブランドを通じて、徐々に総務省が意図している料金競争は起こっていると感じています。

ゼロからのスタートなので、最初は問題が山積すると思いますが、もう少し、長い目で見守ってあげたいと思います。

しばらくは、経営指標は、契約者数の純増がどういった推移をたどるか、になりそうなので、引き続き、私も観察していきたいと考えています。

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