楽天モバイルが、10月、東京において人口カバー率87.4%(4G)を突破した模様です。
11月18日に、東京都の「第2回TOKYO DATA Highwayサミット」という会議で、その中で、楽天モバイルの山田社長から発表があったそうです。
東京都のイベントということで、5Gの基地局を東京都の物件(市場、都立病院、都営住宅、配水所)といった施設に設置しているお話がありました。
この会議の中で、4Gの電波エリアですが、東京都をはじめ、全国の楽天回線エリア拡大に注力し、人口カバー率も日々増加中、というコメントがあったそうです。
・2019年10月時点 全国人口カバー率18.1%(東京都71.4%)
・2020年10月時点 全国人口カバー率63.1%(東京都87.4%)
87.4%とは90%に迫る勢いで凄いですね。私はテレワークでほぼ23区内に居ますが、テザリングで楽天回線の電波を使っても、日に日に落ちることが少なくなっているように体感しています(まだ落ちることは往々にしてあります)。
エリア拡大を楽天グループ全社で取り組んでいるということで、心強い限りです。
5Gの整備よりも、まずは4Gの整備に注力して欲しいですが、4Gは総務省からプラチナバンドを与えてもらえるように、何とか交渉をして欲しいですね。現状のBand3(1.7~1.8 GHz)だけだと、幾ら基地局を整備しても、直進性が強いため、繋がらないという印象を持たれてしまいます。
まだ東京中心な展開という感じがどうしてもありますが、良くも悪くもあまり移動しない昨今なので、気が付けばかなりの移動エリアが楽天回線エリアになっていた、という気持ちがしています。
楽天市場、楽天カードが10年単位で浸透してきたことを踏まえると、楽天モバイルに関しても、焦らず中期的に応援していきたいと思います。後発ならではのメリットを存分に生かして頑張って欲しいところです。
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