仕事時間を4時間に抑える試み

雑記

おはようございます。

基本的に、社会では仕事は8時間を基準に労働するように設計されていますが、実際に8時間労働を週5日に渡って続けるのは、かなり大変なことです。

特に、昨今の在宅勤務ですと、油断していると、リモート会議が分刻みで入る傾向があり、ぶっ通しで8時間勤務になってしまいがちです。出社していた頃は、タクシー移動や、会議室の移動、休憩など、ここまで過密日程ではなかったと思います。

そして何より、集中して8時間というのは、大概の人間には不可能です。

いまの在宅勤務のパターンですと、せいぜい4時間ぐらい集中してやるのが、体力的にも限界だと思います。

この半年、音声認識でメールを書くことにチャレンジし始めています。

これも不思議なものなのですが、慣れてしまえば、明らかにキーボードを叩くよりも、スピードが向上します。

そして面白いことに、8割方の日本語を、音声認識で入力してしまうが故に、キーボードを叩くスピードが落ちるのを実感します。

恐らく、普段キーボードで駆使していた筋肉が、次第に使われなくなることにより、もう長時間キーボードを打てない体になってしまっているのでしょう。

私のキーボードは、東プレのRealforceという、静電容量式のキーボードを使っています。

我々の日常では、 ATM など、頻度高く正確なタッチを要求されるような箇所にこっそりと導入されています。銀行の窓口では、このキーボードが主流ですし、皆さんもセブン銀行 ATMを利用した際に、タッチがいい経験をしたのではないでしょうか。

まさに、あのATMに使われているのが、この静電容量式キーボードなのです。

しかし、このキーボードを使っていても、音声入力の方が、体に負担がないため、かなり楽にメールを書くことができます。

この音声入力を使い始めますと、仕事の効率が大幅に上がるため、労働時間を下げることができています。

元々、8時間労働するというのは、数十年前に決まったことですが、今ではかなりホワイトカラーの仕事も増え、そしてIT技術の活用により、我々の労働生産性は飛躍的に向上しています。SaaSなどの導入も、より生産性に直結しているでしょう。

現時点でのテクノロジーを使い、在宅勤務であれば、労働時間を4時間に抑えることは十分可能ですし、今後はむしろ、その短時間の労働で成果を出すことが期待されるのではないでしょうか。

1日は24時間で、この労働している時間以外でも、世の中を観察したり、新しい考え方に触れるなど、仕事につながるインプットを、私たちは絶え間なく行なっています。

昨今、あまり行きませんが、渋谷、原宿、表参道のような、流行の発信地に行くことも、時代の流れをつかむためには重要です。

マーケティングとはいいますが、実際にモノを買うのは消費者なので、そういった街中の変化を肌で感じることが重要です。

こういった付随した体験をするためには、可能な限り労働を圧縮して時間を捻出することが重要です。

私はこのブログにも書いている通り、一週間の出来事は、おおよそ土曜日の日経新聞の紙面で掴み取ります。日経新聞の土曜版は本当によくまとまっているので、デジタル版ではなく、紙面で読むことをお勧めしています。

もちろんそれ以外のリアルタイムの情報は Twitterのツイートを中心に、掴むようにしていますが、今やテレビを利用することは、スポーツ観戦、オンライン動画のキャストといったものしかありえないので、テクノロジーのお陰で、とても時間が節約できているように思います。

また、労働を短くする効果は、睡眠時間の増加というメリットももたらします。とにかく寝れば寝るほどは健康にいいのは間違いありません。いきなりは、なかなか出来ないとは思いますが、適度な労働を心がけ、与えられた24時間を柔軟に活用できるすることが、生活の充実の鍵を握るのではないでしょうか。

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