もうかれこれ10数年前になると思うのですが、私が学生の頃に、フォトリーディングという速読術が流行っていました。恐らく、今でも人気のある方法だと思うのですが、その速読術の中で、「みかん集中法」という、集中力を高める方法が紹介されていました。
当時、私は、フォトリーディングに書かれてあった本を読み、みかん集中法について知り、それ以来、大学院時代には、読書をする前のルーティンとして取り入れていました。
残念なことに、社会人になってから忙しくなり、すっかり存在を忘れていたのですが、ふと最近、勉強をしている時に思い出す機会があり、改めて取り入れてみよう、と思いだしながら試行錯誤してみたところ、とても有効な方法論だったので、こちらで紹介したいと思います。
慣れればとても簡単に出来るので、是非習慣にしてみてください。私は、英作文やGMATの勉強、ブログの執筆の前に必ず行うことにしています。
スポーツでも何でもいいのですが、いわゆるゾーンに入ったような感覚になるので、かなり集中力が高まっているのを実感できると思います。
しばらくの間、忘れていたことを後悔するくらい、今では生活の一部として不可欠な方法になっています。
みかん集中法とは
この「みかん集中法」ですが、フォトリーディングという速読術の中で、紹介されています。本を読む前に、集中モードに入るために、この方法が紹介されています。
フォトリーディング自体は、本をパラパラとめくる時に、脳が無意識に必要な情報を取り出してくれる速読術で、その速読に入る前の方法として挙げられています。
やり方は、以下の通りです。
集中の仕方
やり方は慣れれば単純なのですが、
- 椅子に座って、目を閉じる
- 深呼吸をする
- 目の前に浮いているみかんを想像する
- みかんの色や匂い、重さまで想像してみる
- そのみかんを触ってお手玉みたいに遊んでみる
- そのまま、後頭部の後ろ45度の角度付近まで持って行く
- みかんをその付近に浮かべたまま、学習をはじめる
まとめ
勉強する前に、みかん集中法を使って集中し、一気に短時間で取り組んでしまいましょう。
かなり学習効率が違ってくることを実感できると思います。自分は再び読書スピードが上がってきたように感じています。
このみかん集中法のコツですが、特に、その重さを考えて想像してみたり、みかんの香りを想像すると、よりもっと集中力が増すように思います。
このみかん集中法も、あくまで集中力を上げるための手段なので、目的は集中力を上げて、目の前に取り組むことだと忘れないでおきましょう。
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