投資でもシンプルさを保つのが重要ポイント

配当金投資

おはようございます。

何事もシンプルな状態から始める、これは私が困難に直面した時に、特に気を付けていることです。

高校の時の数学で出てきた、数列{An}で、n=1から始める、そういった意識を心がけています。

言い換えると、極論までに何もない状態からスタートしてみる、ということです。

物事の本質は、 削ぎ落とされたシンプルな状態に詰まっています。 私は、仕事の時も、勉強の時も、そのように考えるように心掛けています。迷った時こそ、この考え方に帰着するようにしています。

数学を例に出しましたが、物理の基本法則も、実はシンプルな式に凝縮されています。とにかく、簡単に考えることが、飛躍のステップなのです。

これは、私たちが投資を始める時にも、なるべくシンプルな形を考えることに、似ていると思っています。

日本で暮らす私たちは、当然ながら、1万円などの日本円を日々利用して生活しています。最近でこそ、キャッシュレス決済が普及し、実際に現金そのものを使うことは、かなり減ってきましたが、利用しているのは、日本円です。ドルなどの外貨ではありません。

もし、ポートフォリオを組む時に、このシンプルな法則を当てはめるならば、

 日本円+投資信託

となります。要するに、手元の日本円と、投資信託の割合を決めることになります。

今だと、この投資信託も、低コストで世界に分線投資できるものが普及してきています。例えば、人気のある「eMaxisSlimオールカントリー」を利用すれば、日本円で世界分散投資が簡単に行えます。

数年前ならば、日本円をドルに変換して、VTという商品を購入するしか方法が無かったので、かなり進化した時代になりました。

このポートフォリオは、低コストな投資信託で、かつ日本円で管理できますし、他に金や債券といった商品も含まれていないので、日本円と投資信託の比率を決めるだけでいいのです。

いま私が考える最もシンプルなポートフォリオは、上記の

 日本円+ eMaxisSlimオールカントリー

です。ちなみに、この「オールカントリー」という商品は、世界経済が緩やかに成長していく、ということに賭けているだけなのです。もし、世界経済が右肩下がりすると思えば、日本円100%にして管理するだけでいいのです。

さすがに、テクノロジーの進化で、50年、100年単位でみれば、世の中は成長、改善しているので、私は、緩やかに発展することに賭けているので、全世界株式インデックスに投資をしています。

また、日本円と投資信託の比率ですが、この比率も、よく書籍で言われてる算出法は、

 100-現在の年齢=株式

と言われています。私なら36歳なので、100-36=64、つまり64%ということになります。

手元に100万円あったら、投資信託を買う金額は64万円ですね。

実際のところ、もう少し株式のリスクを取りたいので、64%よりは多い配分にしています。

ちなみに、日本円の部分を、国債や債券に置き換えることもできますが、それはまず上記の基本式に従って始めてみて、次第に感触を掴んでからでも遅くないでしょう。

小さく始めてみて、コツコツと改善していく、相場に居続けるのが、この資本主義で生き残るのに一番重要です。

コツが掴めてきた時点で、オールカントリーから、米国株式SP500に割合を変えるなど、自分好みの都合に、トッピングしていくのがいいと思います。

ちなみに私は、楽天カードでの投資信託積み立ては、5万円分全額をeMaxisSlim米国株式SP500を購入しています。

そして、引き出すことが60歳以降のiDeCo関係の資金は、全世界株式インデックスに投資しています。正直、どの銘柄が伸びる、どの国が伸びる、ということを考えずに、他のことに意識を使えるので、この投資方法はおすすめです。

とにかく、まず最初のうちは、日本円とオールカントリーの極論までもシンプルな布陣で始めてみて、資産の変動に慣れることが大事です。そして、市場から退場しないこと、これが中期的には1番のポイントです。

そして、私の場合は、個社の米国株は購入しないマイルールを設定し、ドル建ての資産はすべてETFでリスク管理することにしています。ETFも、低コストで基本的なVT、VYMを購入、相場が暴落(急落ではなく、暴落です)時のみ、SPYDを安く買い増しして、高配当を享受する、という戦略で、なるべく手堅く臨んでいます。

ちなみに、その一方で、日本株については、リスクを取る運用をしています。1~2か月の単位で値上がりを狙いつつ、そこで得られた資金は、日本の高配当株を積み上げています。賛否両論あるのは知っていますが、ソフトバンクKK、日本たばこ産業がポートフォリオの中心です。

日本で生活をするので、配当金が日本円で手に入るのが楽しく、そういった方針で続けています。そして、せいぜい、その配当金で贅沢をする、というようにすれば、無意味に生活レベルは上がらず、平穏なマインドで個別株投資をすることが出来るので、自分の性格にはそれが合っているように感じています。

何か参考になれば幸いです。

有名な書籍ですが、インデックス投資をする上で、役にたつ書籍の一つです。読まなくても問題ないのですが、背景を知っておくことは、暴落時への心の備えになります。

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