楽天ゴールドカード、ポイント倍率が変更!

楽天経済圏

遂に、楽天グループが大きな改悪をしてきました。

楽天ゴールドカードが、2021年4月1日(木)より、「楽天ゴールドカードを利用して楽天市場でお買い物すると、ポイント+2倍」と、シルバーの楽天カード(一般)と全く同じ条件になります。

ゴールドカードの大きなメリットが無くなりました。

思えば、2018年3月1日に、一般カードの倍率を引き下げる一方で、ゴールドカードの倍率を引き上げる改訂を行ったので、丸3年で改悪となり、ゴールドカードと一般カードの差別化要素が無くなりました。

プレミアムカードはポイント+4倍のままですが、年会費が1万円もするため、加入してペイできる人は、楽天市場で年間55万円以上買う人になります。月4.6万円ほど楽天市場でお買い物する人ならば、ゴールドカードから、プレミアムカードにアップグレードをしてもいいですが、大半の人は、一般カードにダウングレードするのが合理的でしょう。

損益分岐点を55万円と記載したのは、+4倍となるのが「楽天市場で、楽天カードを用いて、1年間で買い物する金額」に限定されるからです。間違っても、カード利用額ではないので、もし楽天カードを日常の支払いに使っているから、と言って、年間55万円をクリアしていると思われている方は、ご注意ください。

ゴールドカードは、ETCカードが無料だったり、紙の明細が無料だったりと、まだ年会費2,000円のメリットもあるのですが、これでそこまでのお得感は無くなりました。保険もラウンジ優待もそこまで充実している訳ではないです。(ちなみに、新しく、ゴールドカードでは、誕生月に+1%還元という特典が開始されますが、1月の付与上限2,000ポイントなので、これだけで元を取ることはできません)

外で使う分には、一般カードも、ゴールドカードも1%の楽天ポイントの付与です。

楽天としては、ゴールドカードの会員数が想像以上に増加し、コスト要因となっていたのかもしれませんし、先日2,100万人のカード会員数を突破したことで、より年会費が高いプレミアムカードへの誘導を図っているのかもしれないですね。ゴールドカードの新規申し込みが継続されるのかも、個人的には注目したいと思っています。

こちらのURLから、「年会費の返金お申し込み等のお手続き」とあるため、ダウングレードも容易にしてくれています。

ダウングレードの際は、サービス変更月(2021年4月~契約月)までの月割金額が返金される模様です。

楽天経済圏において、楽天カードは必須のクレジットカードで、基幹となる構成要素です。

私も、どのクレジットカード券種がコスパがいいのか試行錯誤し、ゴールドカードはとてもいいと思っていただけに、今回の決定は残念ではありますが、楽天の決定が変わることもないので、更なる最適化に向けて、次の試行錯誤をしていきたいと考えています。

私は、一般カードにして、アメックスとの併用で今後も臨みたいと思います。楽天の各種サービスに必要なので、この一般カードを解約することは考えづらいですね。ゴールドカード以外に、また新しいサービスを楽天にはローンチしてくれることを期待しています。

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