自動化の恩恵を最大限に受けて生活しよう

時間や場所の制約があり、人間に出来ることは限られています。とにかく可能な限りで自動化を心がけましょう。

例えば、ロボット掃除機のルンバやブラーバも自動化の1つです。先日、日本の高給家電ブランドのバルミューダから、クイックルワイパーよりも高機能な掃除機を、と新商品が発売されました。ホバーリング機能があり、私の友人も購入したそうですが、とても軽く、掃除が楽しくなる掃除機だそうです。

バルミューダは12月に上場もし、日本の家電メーカーとして、上場で得た資金を基に、今後はダイソンにも負けないような商品を作って欲しいです。しかし、人間が自分で掃除する時間そのものを無くす方が、本来的には最も高付加価値な製品です。

私は、クイックルワイパーが値段の割に実用性が高くて便利なので、ルンバ、ブラーバと共に、たまにクイックルワイパーを併用して生活をしています。

また、車が電気自動車になってきている、それ自体も大きな変化ではありますが、本来の目的は、運転が全自動になってしまうことです。
日産は、高速道路において、自動車線切り替え装置を導入しています。世界では、テスラを始め、IT企業のGoogleやAppleが自動運転を研究しているのは、人が運転しなくて済む世界を目指しているからです。サンフランシスコで生活している知人は、テスラを運転することで、如何に運転という無駄な時間を過ごしていたか、が実感できたと語っていました。

乗り物では、離着陸時を除き、飛行機も、ほぼオートパイロットが実現しています。そして、JR東海が開発しているリニアモーターカーも、運転士が操作するのではなく、自動運転の予定です。

エアコン、洗濯機はもう半世紀以上前に全自動となっています。基本的に、自動化すると、人間が対応するより、ブレが少なく、時間の削減に繋がります。もちろん、まだまだ未成熟な技術もあり、実際に購入して導入するタイミングについては、考えなければなりません。

また、ポストに投函される郵便物を考えてみると、これも年々減ってきており、企業からの連絡は、メールでの通知や自社アプリに置き換わってきています。これも人力の省力という観点で、自動化と言えるでしょう。企業側からすれば、郵便コストの削減になるので、電子メールに置き換えたい需要があります。

資産運用の世界では、2020年12月にロボットアドバイザー(ロボアド)のウェルスナビが上場しました。ETFという人類史上、大きな発明品が生まれたこともあり、資産運用にも確実に自動化の波が押し寄せてきています。なお、ウェルスナビについては、手数料が1%と割高なので、上場によって知名度があがり、運用資産額を増やし、手数料が下がってくれば、今後検討するに値するサービスでしょう。

自分で、SBI銀行で米国に上場しているETF(VTやVTI)の定期買付や、楽天銀行で全世界株式インデックスの投資信託を積み立てるのも、一種の自動化だと言えるでしょう。

また、住信SBIネット銀行や楽天銀行を始めとする、主要なネット銀行では、口座間送金を自動で予約できるサービスがあります。私も、1月分の給与から、給与口座に入金された現金を、定期的にネット銀行が自動で引き出すように、設定を完了しました。複数持つと確かに管理は面倒になるのですが、銀行口座は目的別に複数開設しましょう。そして、カードや電子マネーの入金用などと、貯蓄用の口座は分けて管理をしましょう。この口座間の資金移動を、自動で対応してくれるのが、ネット銀行のサービスです。

早いもので2021年も1か月が過ぎようとしていますが、2021年は、より自動化できることが無いか、生活の視点として、考えていきたいと思っています。

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