日本の大動脈である東海道新幹線。その中心が「のぞみ」と言われる速達型の新幹線です。2003年の品川駅開業を機に、従来の「ひかり」中心のダイヤから、「のぞみ」中心の運用に切り替わりました。そして、2020年3月のダイヤ改正では、「のぞみ」は1時間当たり片道最大12本となるそうです。
東京オリンピックの前の2020年7月1日には、新型のN700Sが投入されることが予定されています。
毎時最大12本ということは、特に予定を考えなくても、JR東海の駅にいけば、単純計算で5分に1本出発している電車に乗れることになります。(のぞみが出発する間に、「ひかり」「こだま」も運行されているので、毎時最大15本近い列車が走っています)
昨今、エキスプレス予約・スマートEXの発達で簡単にオンライン予約が出来るようになりましたが、実は、その「のぞみ」にも、座りやすい、空いている列車というものが存在します。
乗車するときに、列車番号に注目したことはありますか。「のぞみ1号」といった1号の部分です。
どうやら、現行の「のぞみ」には、1号~430号台が使われているようです。乗車の際の目的地にも寄りますが、多くの方が使うであろう、東京~新大阪間で新幹線を選ぶ際のポイントは「定期列車ではないのぞみにすること」「新大阪止まりののぞみを選ぶこと」、この2点です。
それでは、具体的な列車番号について、書いてみたいと思います。
「のぞみ」の列車番号の振り分け
のぞみ1~60番台
東京~博多間ののぞみに使われる番号。
のぞみ90番台
90番台は、東京始発・東京着ではない列車に付けられます。品川発・名古屋発(→博多行き)・新大阪発(→名古屋止まり)の場合に90番台が割り当てられます。
のぞみ100~130番台
新大阪以遠ですが、博多まで行かないのぞみに付番されています。
のぞみ150~190番台
東京~博多間の「臨時列車」に使われる番号。
のぞみ200~260番台
東京~新大阪間に使われる番号
のぞみ290~430号
東京~新大阪間の「臨時列車」に使われる番号。
まとめ
東京から博多の旅客需要で、多くの方は、東京~新大阪の乗車が多いそうです。その場合に役に立つ情報として、覚えておくべきは、座りやすい列車の順番で、上記の番号をみてみると、定期列車ではない臨時の電車に乗ることが重要かと思います。
具体的には、
- のぞみ290~430号
- のぞみ150~190号
- のぞみ200~260号
を予約すると、座席が空いている可能性は高いと覚えておきましょう。ざっくりと200台から大きい数字の「のぞみ」が、比較的空いているはず、と考えておきましょう。
快適な新幹線ライフを送っていただければ幸いです。
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