【会議室に置くもの】付箋・ボールペンで十分

会社の会議室にあるべきもの、それはシンプルに、付箋とボールペンだけでいいようです。

先日、東京・渋谷にあるGoogleに伺う機会がありました。Googleは昨年、六本木ヒルズから渋谷ストリームに移転したばかりだったので、こちらの新オフィスは初めての訪問でした。

打合せのために、会議室に通されたのですが、そこで驚きの光景を目にしました。リモートワークが叫ばれている昨今、液晶ディスプレイならば、どちらの企業でも導入されていると感じていますし、これほどの大企業ならば、海外とのミーティングも多いし、当然だと感じました。一方、その中で、私が注目したのは、テーブルに整理して置いてあった、大量の付箋と単色ボールペンでした。

1990年代からパソコンを活用している私ですが、思考をまとめる時は、やはり紙に書くことが多いです。Googleほどの先進的な企業であっても、社員や、もちろん来客用だとは思うのですが、ここまでシンプルな筆記具を想定しているんだと、とても感心しました。

そもそも、昨年読んだお気に入りの本である「仕事術大全」という本があります。これは、米国のGoogleでGmail等を担当された方が書かれた書籍ですが、書籍の中に、次のような文面があります。

仕事の管理はシンプルで、かつ簡単に手に入るツールしか使わない。テキストファイル、スマホのメモ帳、普通のポストイット、ホテルの無料のペン、そういったものは経年劣化しない 。

仕事術大全

私もこの仕事術の本を絶賛していまして、すべて真似ることは難しいのですが、模倣できる部分は積極的に真似するようにしています。

国が違うとはいえ、普通のポストイットが大量に置いてあったのです。

ボールペンも、ジェットストリームのような高機能なペンというよりも、無くしても問題がないような、普通の単色のペンでした。私は使う機会がなかったので、どちらの製品か、まではわかりませんでしたが、普通にアスクルで売ってそうな備品でした。

まとめ

初めてのGoogleのオフィスは先進的なものだと感じたのですが、私は、このオフィスでも毅然として置いてあった筆記用具に、感心するばかりでした。

Googleに勤めている友人からは、オフィス自体は、六本木ヒルズ時代の円形のほうが、対称性があり、流動性がよく、人の流れが良かった、という話を聞きました。オフィス環境自体は、実際に働く人しか感じられないメリット・デメリットがあるのかもしれませんが、会議室の備品は、さすがといったところでしょうか。

私も、今日から自宅に付箋を積み上げてみようと思います。思考がクリアになりそうです。

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