火事になったとき、持ち出すものを決めておこう

先日、家の近辺で大きな火事が発生しました。昨今の情勢もあり、私も在宅勤務をしていたのですが、家の前には消防車が並び、周りが非常に物々しい雰囲気となりました。

そこで、あまり考えたくもないのですが、火事になったらどうしよう、と思うようになりました。私はいまマンションに住んでいる以上、もし自分が発生源ではなくても、他人の火事に巻き込まれる可能性は十分にあります。

自分自身のことをミニマリストだとは、あまり思っていないのですが、このいざという非常事態に備えて、精神的に予めそうなったときのことを考えておくことは、とても重要だと感じました。是非、一度、思考訓練をしてみてください。

まずは、当たり前ですが、火事になったら、一目散に、逃げることが最重要です。自分の命あっての人生です。

一方で、もしも少し余力がある時、一体、何を持ち出せばいいのか。少しばかり考えてみましたが、私の場合は、案外、たった2つだけでした。

持ち出すものリスト

シンプルにこれだけです、

  • スマートフォン(自分の場合はiPhone)
  • 財布(クレジットカード他が格納されている)

むしろ、これ以外は、最悪、何とでもリカバリーできます。便利な世の中です。最悪、スマートフォンも、クラウドにデータを貯めておけば、何とか復元できます。卒業証書等の思い出の品は、基本的に実家に置いてあるので、今の自宅には、失ったとして、とても困るような思い出の品はないのです。

例えば、銀行のカードは、万が一、溶けてしまっても、再発行してもらえばいいですし、証券口座はスマートフォンがあれば、アクセスが可能です。そもそも日常に使うような重要なカードは、普段持つ財布(=マネークリップ)の中に入っています。

ここで、持って逃げる順番としては、まずは、スマートフォンでしょう。このデバイスに、GooglePhotoや写真アプリでいいので、免許証や健康保険証といった身分証も撮影して、入れてしまいましょう。自分も過去に紛失したことがあるのですが、こういった公的証明書は、免許センターや会社に行けば、幾らでも再発行してもらえます。パスポートも、火事が起こってしまっては、当面は、海外に行くどころではないでしょうし、当然、再発行は可能です。

まとめ

今は、スマートフォンで、QUICPay、iDなどのクレジットカードに紐づいている決済も可能なので、最悪、手持ちのクレジットカードがすべて溶けてしまっても、スマートフォンさえあれば全く問題がありません。ラップトップなどのパソコンも、重要なファイルはクラウド管理されていますので、もしこのハードウェアが無くなっても、私の場合は特に支障はありません。

世間で、ミニマリストが騒がれることが多いですが、その究極な展開である、もしも火事になった時を想定してみれば、いま心から、必要なものが分かるのではないでしょうか。

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