年末も近づき、少しポートフォリオを見直してみたい

今年はとても早く過ぎているように感じます。早いものでもう11月末で、残すところ1か月となりました。

およそ2月頃から海外で話題になり、3月には日本国内での感染者も増え、とにかくウイルスに振り回された1年でした。とりわけ、株価はジェットコースターのような上下でした。

3-4月にかけて、株価は急落し、なんと11月27日の今や、日経平均株価は年初来高値を推移しています。半年後の株価を予測することは、つくづく困難なことだと、身をもって経験した1年でした。

また12月もあるので、相場はありますが、年末も近づいたということで、大掃除、いや自分の資産配分(ポートフォリオ)を見直す機会にもなるかと思います。

どうやら、ツイッターを見ると、ポートフォリオのリバランスを呼び掛けている方も多くなりました。

私自身は35歳ということで、まだ特別、ポートフォリオ全体の比率を意識して運用はしておらず、ざっくりと全世界株式インデックス、米国株インデックスに集中投資、そして、高配当株を少々と、勉強がてら日本の個別株式を趣味程度に、といった具合で運用しています。

少しずつ米国債を買ったりはしていますが、具体的に〇〇%を目標に、という形で目標を持って買い付けてはいません。

周りの方々が、一体どのようなポートフォリオの比率を目指して進めているのか、気になったものの、あまり参考にできるものがなかったのですが、GPIFの基本ポートフォリオ、というものを発見しました。

GPIFとは私たちの年金を運用する世界最大の機関投資家です。

そのGPIFが、従うポートフォリオのことを、「GPIFの基本ポートフォリオ」と言うそうです。

年金を運用する公的機関ということで、どのような構成にするかは定期的に告知するようです。もちろん、多額の資金を運用するため、どのタイミングで買い付けるかまでは公開されていません。

2020年現在、基本ポートフォリオは、外国株式25%、日本株式25%、外国債券25%、国内債券25%、という構成だそうです。もちろん、買い付けていると、株価の変動があり、それによって、上記のパーセンテージが維持されなくなるため、どこかのタイミングでリバランスをし、なるべくこの比率に近づくようにしているそうです。

2020年現在は、それぞれ25%ずつと、とても分かりやすい構成になっています。

個人が、この基本ポートフォリオをそのまま真似すればリターンが最大化できるのか、というと、個人投資家のスタンスにもよりますし、私の場合は、まだ株式中心で購入しているので、あくまで参考程度です。

趣味程度で、個別株もやっているので、変えていくとすれば、インデックスの部分ですが、米国株(楽天VTI)、世界株(eMAXIS Slimオールカントリー)という布陣なので、強いて言うならば、米国株と世界株に投資する金額を、つみたてNISAの枠とも相談して、微修正する、といった程度でしょうか。

一部、米国債も買い付けているのですが、まだ25%といった割合にする年齢でもないので、こういったリバランスは、年々行っていきたい、そう思っています。

毎年1回、もしくは半年に一度、こういったリバランスについて、着目していきたいと考えています。

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