一社に絞る場合とそうでない場合

雑記

私たちは、多くの主に民間企業と契約をし、日々の生活を過ごしています。

例えば、電気・ガス・水道といったライフラインは、自宅が1つであることが多い以上、例えば、電気1つにつき、原則1社としか契約しません。

その一方で、携帯電話では1人が何社とも自由に契約する ことができます。

管理をシンプルにするために、なるべく1社と契約した方がいいのは間違いありません。電気・ガス・水道・ネット回線は、1つしか契約しないことが多数なので、特に問題ないと思いますが、問題は携帯電話や他のサービスです。

最近では、デュアルシムの端末も増加し、私もiPhoneで利用していますが、楽天モバイルのSIMを利用することで、携帯料金を上手く安く調整することに成功しています。楽天自身も、自社のネットワークがまだ発展途中ということもあり、まず2枚目のサブ回線として契約してもらい、気に入ったら、メインの番号もMNPして来てね、というニュアンスで、集客を展開しています。

携帯電話の他には、銀行口座や証券口座といった金融関連の口座は、複数社と契約することができます。キャンペーンも多いため、ついつい多くの会社と契約してしまいがちです。

最初はいいのですが、次第に、管理が面倒になるため、 出来るならば、少ない数の厳選された会社と契約することをお勧めします。

まず、銀行ならば田舎に行ってもある利便性を考えると、「ゆうちょ銀行」は必要かと思います。次に、給与振込口座、これは都市銀行や地方銀行が指定されると思いますので、こちらも社会人の方ならば、1つは必要です。今では、ネット銀行が充実し、セブン銀行のATMで引き出しも容易になっているため、「住信 SBI ネット銀行」や「楽天銀行」を選択すればよいでしょう。本当ならば1つに絞りたいのですが、片方にしかないメリットもあるため、私は両方利用しています。多くの方もそうなのではないでしょうか。

以上を踏まえると、少なくとも4行は、銀行口座が存在することになります。そして、この4つが適正な数だとも思います。

証券口座については、物理的に沢山作ることはできますが、かといって、お気に入りの1つだけを持っているのも、もしもの暴落の際に使えないことがあるため、おすすめしません。例えば、ライブドアショックや東日本大震災の時には、ある証券会社で注文が通らないといったことが起こり得たので、こういう場合を想定すると、1社だけに絞って利用するのも、リスクがあります。従って、証券会社については、最低2社は利用すべき、というのが私の意見でして、ネット証券で最大手のSBI証券、楽天証券、これにマネックス証券を加えた、大手3社の口座があれば、必要十分かと思います。

私は、単元未満株のミニ株投資も好きなので、上記の他に、SBI ネオモバイル証券を利用していますが、今後、マネックス証券でも同様のことが出来るみたいなので(そして他社も追随しそうなため)、原則これら3つを持っておけば十分だと思います。

カードについては、楽天カードをおススメします。2021年6月より、2つの国際ブランドを持つことが出来るようになりました。「VISA+JCB」、「Master+AMEX」、あるいは「VISA+Master」といった組み合わせを永年年会費無料のカードで実現できるため、この1社は必要です。あとは、万が一、楽天カードの与信が通らない、状況が変わって会員資格が変わった時のために、もう1社はあった方がいいと思います。こちらは、銀行系の三井住友カードでもいいですし、私は旅行エンタメ用に、アメリカン・エキスプレスカードを保持することにしています。これで大きく2社なので、適正な規模だと思います。

このように考えると、生活を送るうえで、基本は1社なのですが、時と場合により、リスク回避のために2社以上と契約した方がいい場合があります。コツコツ見直しをし、余計な契約をし過ぎないように注意して生活していきましょう。

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