周りで、日本の物価が安くなってきたと感じることが多くなってきました。
私は社会人生活をはじめて、この2021年で、かれこれ10年になるのですが、給料は少しずつしか上がらない一方で、iPhoneの普及以降、特に海外IT企業のサービスを利用することが増えたためか、プラットフォーマーに、じわじわとお金を奪われている感覚があります。
例えば、ネットフリックス。
私は、ネットフリックスは映画館感覚なので、観たいコンテンツがある時だけ、毎月契約して、その都度解約するスタイルにしています。ポップコーンはつきませんが、1回1,500円くらいのチケット、そう思うことにしています。
日経の記事によると、ネットフリックスは全世界で同じような値段にしているそうです。
VPNを使わないと観れないのか、普段の接続でも観れるのかはわかりませんが、インドでネットフリックスを契約している人は、無茶苦茶な富裕層な訳です。
Amazonプライムや、YouTubeプレミアムなどは国によって値段が異なるようですが、ネットフリックスはこの点容赦しません。Amazonプライムは日本は年間5千円、米国では1万円の模様です。
この記事には、iPhoneの負担感も日本がかなり高いとも言われています。そもそも、独占販売していたソフトバンクの営業や端末割引もあり、日本と米国だけがiPhoneシェアが異常に高いのです。ただ、スマートフォンの価格は、各メーカーが競争しているAndroidを買えば一発で解消します。
私自身、iPhoneメインで、会社携帯はAndroidを選択していますが、iPhoneを使っている理由は、長年使っているから、アップル製品との親和性がいい、くらいしか思い浮かばず、カスタマイズできるAndroidを羨ましいと思うことも近頃増えてきました。
と言っても、私も当面はiPhoneを使い続けると思います。少なくとも、5Gが津々浦々まで行き渡るまで、今のiPhoneと楽天モバイルのコンビで十分です。このコンビは低価格で運用できますし。
そのiPhoneが、じわじわ家計に占めるシェアが上がっているようで、日本人の月収における負担額が増えている、という内容が書かれています。世界がじわじわインフレしているのに、日本だけが同じ給与水準のまま、長らく停滞しています。
海外企業の業績が向上している中で、我々も海外のサービスを使うことが増えてきました。私の大好きなスポーツ専門のDAZNもそのひとつです。なぜ日本のプロ野球を観るのに、海外のプラットフォームにお金を払っているのか。正直、よくわかりませんが、こうした値上げは今後増えてくるのは間違いありません。
一つの解消法は、インフレしている資産にどんどん投資することです。株式はその一つでしょう。全世界株、全米株、なんでもいいのですが、自分の資産をじわじわ増える海外に投資することで、このリスクを緩和することができます。
米国株から得られた資金で、サービス利用者に払う。サービスを支払う側になるのではなく、サービスから利益を得る側になる。まさに株主になることですね。
相対的に、日本のサービスが安いのなら、海外で稼いだ金額を、日本のサービスに支払う、これでもいいかと思います。
私は日本に住んでいるので、残念なことではありますが、このまま日本がインフレしないのならば、日本での暮らしは快適になります。給与は一向に増えませんけどね、、、
世界のインフレにも負けず、少しずつですが、生活の基盤を整えていきたいと思います。
コメント