私は、22年現在、VTをポートフォリオの中心に据えています。
まず、このVTを米株ETFの中で8割を占めることを1つの目安にしています。要するにコアと呼ばれるものです。分散・低コストで、米国のバンガード社が運用している世界でも有名なETFです。
ここでのVTという言葉で、私が指しているのは、米国証券市場に上場をしているVTのことです。ネット上では、楽天証券が販売している投資信託の楽天VTと区別するために、米国上場しているVTを、本家VTと呼ばれたりしています。
話を戻しますが、私はいまコアサテライト戦略を取っているため、この本家VTに加えて、同じく米国に上場しているVTI、VYM、VIGのETFをサテライトとして買っています。
米株ポートフォリオとして、この4銘柄に絞って着々と長期投資を進めています。
完全なる自分の趣味として、数か月単位で中期でのポジションを取って、東証に上場している個別株を売買しているのと、円での配当金が欲しいために、日本の高配当株式を買い増していますが、これらに関しては、上記の話には含めていません。
VT
VTはたったこれ1つで世界株式9500銘柄(22年時点)に分散投資ができるETFです。
買い付け手数料が無料、高い利回り、リバランスが不要です。
このETFを1つ買っておけば、人類が経済成長する限り、未来を予想する必要がありません。
下がったら買い増しして、あとは眺めておけばよいという、まさにコアの名に相応しいETFです。
VTI
全米株式4000銘柄以上(22年時点)に分散投資が出来るETFです。
昨今、日本のネット上でも、米国内でもとても人気がある銘柄です。このVTIですが、VTと比較した場合に、小型株までカバーできているのが大きな特徴です。
VTで捕捉しきれない米国の小型株がおよそ20%含まれており、それがエッセンスになります。
今後どうなるかは誰にも分かりませんが、米国が強いうちは高いパフォーマンスが期待できます。
VYM
米国の高配当株、およそ400銘柄に分散投資が可能なETFです。
長期保有により、将来的なインカムゲインの最大化を目指すことが出来ます。
構成銘柄比率の上位がVTやVTIと被らないので、目先の分散効果も期待できるとても優秀なETFです。
VIG
米国で10年以上増配を続けている超優良企業250銘柄に分散投資するETFです。
利回りよりもポートフォリオ全体のバランスに貢献することを期待するための役割を持っています。
VT、VTI、VYM、VIGの4つのETFのうち最も少ない保有量にしていますが、縁の下の力持ちの存在があります。
まとめ
私は、VT、VTI、VYM、VIGの4つのETFで米株ポートフォリオを構築しています。
とにかく余剰資金を楽天銀行に入れて、米株の購入資金に充てています。人間の経済活動がある限り、VTは成長していくはずなので、このVTをコアに、とにかく淡々と長年、積み立てていく作戦です。
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