私は、今年の2月頃までFUJIWifiのSIMカードをレンタルしていました。
当時はまだコロナが流行っておらず、自分で使う分には、楽天モバイルの無料プラン(当時はKDDI回線が100GBまで使い放題だったため)のテザリングを利用すれば、ほとんど不便が無かったので、レンタルをやめた記憶があります。
なるべく複数年契約をせず、レンタルを安く行う。これが、長期契約が嫌いな私の戦略で、特にFUJIWifiはいつ解約してもOKなプランだったので、2-3年ほど契約していました。本当にお世話になりました。
しかし、3月以降テレワークが普及するにつれて、自宅にWiFi環境がなく、困ることが増えてきました。
例えば、
- Hueの電球を音声で付けられない
- Google Nest Hubの特徴を生かし切れていない
- WiFi接続の体重計が自動でシンクしない
など、スマートホーム系のデバイスの活躍の幅が下がっているように感じています。
いま住んでいるところは、マンションタイプの光回線もある物件ではあるのですが、どうもマンション系の回線は遅いと聞くのと、ルーターのメンテナンス等が必要なため、面倒な印象があります。
携帯のネットワークなら、家庭内の物理的な回線はなく、基地局とルーターしか存在しませんからね。管理上、とてもシンプルです。
楽天モバイルも電波を強くしているのか、4月頃の自社回線と比べると、自宅ではかなり電波は掴むようになってきているのですが、Teams、Zoomといったテレカンをしていると、たまに切断されてしまう時があります。
YouTubeなどのストリーミングは問題なくて気に入っているのですが、同時にやり取りする必要があるツールでは、少しの遅延がものすごいストレスに感じてしまいます。
これは、プラチナバンドを総務省が割り当てていないので、もはや楽天の自助努力では限界がある話です。
このように、自宅のWiFi環境を、値段を安く保ちつつ、どういう構成にすればいいのかは、明確な解がある訳ではなく、試行錯誤の連続なのです。
もし、無限にお金があれば、一番早い光回線を自宅専用に特別に引けばいいのですが、あいにくそのような余力はないのと、そういう費用があれば、インデックス株に投資したい、と思う人なので、折り合いをつけるのがなかなか難しいのです。
自宅の通信環境は、通信という分野が日進月歩につき、終わることないテーマです。
ちょうど本日、NTTドコモから、ahamo(アハモ)という「新プラン」が登場しました。あくまで、サブブランドではなく、ドコモ本体のプランとしての登場です。
ドコモのことなので、契約し終わるまでは安心ではないのですが、20ギガで2,980円、5分の無料通話付き、とかなりリーズナブルなプランを出してきた、そういう印象があります。
まさに楽天モバイルの2,980円を潰しに来た、まずそのように思いました。ドコモの強い電波で20ギガというのは魅力に感じる層も多いのではないでしょうか。
しかし、私のお目当てのギガホの料金改定は、12月中になりそう、と言うに留まっており、ドコモの社内でも、折り合いがついていない印象を強く受けました。
私の考える理想は、楽天モバイルが値下げ、もしくは無料期間を延長し、1,980円くらいの金額感になる。
- 自宅WiFiでは楽天モバイル回線を安くフル活用
- 5G通信やテレカンについてはNTTドコモ回線に都度繋いで遅延を回避する
問題はこの料金なのですが、現時点では楽天モバイルは無料なので、(1)は無料、(2)はギガホ自体の基本料金が7,650円に他の料金がかかるので、理想を言えば、(2)が5,000円前後になり使い放題、かつ、音声通話も5分無料、という料金だと、布陣を新しく整えよう、と思います。
楽天には頑張って欲しいのですが、かなり競争が激しくなっているので、今後も自宅の通信費とWiFi環境の最適化に向けて、リサーチを続けていきたいと思います。
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