おはようございます。
とても長い期間に渡って投資をするときは、とにかく自分が何も判断しないようにしないといけません。せいぜい判断すべきことは、株式に投資するか否か、といったアセットアロケーションだけです。
個人が長期投資をする際は、そのスタンスを変えてはいけません。
自分が死ぬときに、結果的に全米株式VTIがパフォーマンスが良くても、それはあくまで結果論です。
本日のブログポストは、その理由を書きたいと思います。
判断をしてはいけない
長期の投資をする際に、過去のパフォーマンスや、直近の暴騰を根拠に判断をしてはいけません。2022年現在、昨今ではS&P500が良かったこともあり、VTIが流行っていますが、そもそもVTやVTIのどちらかを選択する、という判断する行為をとってはいけません。
私たち、個人投資家がインデックスを買うということは、それはつまり判断しないことを選んでいるわけです。
もし、何かの判断をしたいならば、個別株そのものを買えばいいわけです。
ただ、多くの投資家がそうである通り、個別株を買うと、ミスジャッジをします。個別株はミスがある前提で購入すべきものです。
一方で、VTやeMaxisSlim全世界株式(オールカントリー)を買えば、あとはバンガードといった会社が世界の趨勢に合わせて、自動的に修正してくれます。
VTとオルカンの2つは、国、地域、銘柄も何も判断しません。
自分のアセットアロケーションの中で、一部の資金で株式を買う、という判断だけしています。
インデックス投資を続けるに当たってのポイント
とにかくインデックス投資で大切なことは、より確実に長く続けられる方法をとることです。
長く続けることを前提にするが故に、あの時ああすれば良かった、VTIを買っておけばよかった、といった選択の余地を残してはいけません。
どういった形に転んでも良いように始めておけば、後悔しようもないのです。
私もVTI、VYM、VIGといった米国ETFを買ってはいますが、ETFのほぼ大多数がVTからなっています。
この十数年はIT企業の勃興に引っ張られ、米国企業が強いですが、今後将来に、中国やインドの企業が出てこないとも限りません。また、ドイツで発電炉が、オランダで農業テックが流行らないとも限らないので、そういった可能性があるかぎり、そもそも株式というアセットで、国を選んではいけないのです。
まとめ
VTやオールカントリーであれば、何も考えずとも自動的に組み入れてくれます。今は米国が強いため、米国の比重が高く、VTIと同じような構成になっていますが、今後どうなるかは誰にも分かりません。
分からない時に大事なのは予想しないことなのです。
もし予想したいならば、個別株を買うのがオススメです。
その個別株は、日本に住んでいる以上、日本市場の日本株を買えばいいのです。私も、中期スパンで上がりそうな株式を買っていますし、高配当株や株主優待では応援したい企業を買うようにしています。
日本に住んでいると、東証プライムの企業を買うことになるため、身近に情報を取得しやすいです。
ある程度、割り切って、海外株式は、VTやオルカンといった、ETFや投資信託に任せてしまえばいいのです。
VTやオルカンは既に5%強ほど、日本市場を含んでいるため、それ以上買う必要もないのです。今は、日本の証券会社でも、VTを気軽に買える自体なので、是非始めてみてください。
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